* * * * * 「──つまり、ルームシェアする相手をよく確かめずに住む約束をしたらこうなったというわけですね?」 「「その通りです」」 蛍光灯の明かりはいつも通りに部屋を照らしているはずなのに、重い沈黙のせいでまるでお葬式のようだ。 な、なんとかせねば。 「あ、でも樋口さん、寝室は別だし、私たちは人に言えないようなことはまだしてないし」 「まだ?」 横に座っている和希くんに睨まれてやっと失言に気付く。 「いや、まだっていうのはその……」 陽菜ったら完全に余計なこと言ったっぽい。