4月の始め
私武内 好珠(タケウチ コノミ)は高校生になった
───中学校を卒業し~~高校にスカウトされて入学。
何でって?
女子では数少ない『空手』でスカウトされた(笑)
小学2年からやり始めて今に至る(笑)(笑)
空手でスカウトって……(笑)(笑)
とりあえず、そうなった(苦笑)
まぁ、それは置いといて
私は、1年B組になった
小さい頃から幼なじみの
佐藤 華奈(サトウ カナ)と同じクラスだった!
結構嬉しかったな…( ´艸`)
とりあえずそれは置いといて(笑)
新入生挨拶が始まった。
挨拶するのは、
佐藤 和哉(サトウ カズヤ)
うちのクラスの奴だ。
華奈が
「あの人かっこよくない?!」
いやいや。じゃぁ、覚えてろよ(苦笑)
「うちのクラス奴なんだけど」
「え?!そうなの?見落としてたわ〜(笑)」
付いていけん
新入生挨拶が終わって教室に戻ったら
和哉って奴が女子に囲まれてた
うざってぇ....。
「おい。うるせぇよ。女子ども静かにできねぇか」
あ、やっちゃった(苦笑)
「っ、は、はぁ?何言ってんの?」
「あんた一人で何が出来るってんだよ」
「なんでも出来るけど?(笑)
何?喧嘩で私に勝ってみる?」
「止めとけ。お前ら」
何も喋らなかった和哉が突然喋り出した
ちょっとビビった(笑)
「好珠は強いかんな(苦笑)」
な、なんでも私の名前知ってんのよ!!
「あれ?酷いなぁー(笑)
忘れちゃったの?幼馴染みの好珠ちゃん♪」
「ごめん 忘れた 」
私は即答だった。
すると、和哉は切なそうな表情をした。
え? なんで、そんな悲しそうな顔すんのよ。
私がフリーズしてる間に和哉が手を引いて屋上まで連れてきた。
と、思ったら
いきなり壁ドンをされた。
もう、訳がわからなくって壁ドンの状態のまま
「な....んで....覚えてねぇんだよ!」
ビクッ
「俺はあの日のままでいたっていうのに
なんで、お前は変わっちまったんだよ!」
なんで和哉が泣きそうなのさ?
「お前が思い出すまでお前を攻め続けてやるかんな....。覚悟しとけよ。」
そう言われ耳を甘噛みされた。
「アッ。/////」ビクッ
「結構効くな....首とかはどうなんだろ?」
クスクスとあいつは笑いながら
耳と首を攻め続けてきた。 息が上がる程に....
HRが始まるチャイムが鳴った....
「ハァハァ。ゥンッ はぁ。/////」
「じゃあ、もうちょっとだけ、、、」
和也の顔が近付いてくる。
なぜか拒否権がないような気がして目を閉じた
そして、彼のキスを受け入れてしまったのだ
もう後には引けない。 そう確信した
空手部に入部届けを出して、今日は終わり
家に帰ると
つい一昨日までカラだった部屋に誰かがいた。
気にせず家に入ったが後ろから
「へ~、好珠が隣人かぁ」
と聞き覚えのある声が聞こえた
和哉だ........。 最悪っ!!
............でもなかったりして
反面喜んでいる自分を心の中で見つけた
「今日から宜しくな♪可愛い隣人さん」
ここから悪夢のようなでも天国のような
曖昧な日常生活が始まったのだった。