夏の終わり







「え、家、2軒もあるの?」




「おう、こっちにおばあちゃんがいて

こっちは今使ってないから


こっちで入って待ってて」





ジュース持ってくる~、

そう付け足して行ってしまった紫苑の

背中を見ながら


「じゃ、じゃあ、おじゃまします」





そう、1人でつぶやいた。