【短】LoVeR






「俺が大好きだった人だから...ちゃんと前向いて歩いてほしい」





「うんっ...」




「奈央ならきっと出来るから。幸せにしてもらえ」



そう言ってそのぬくもりは離れていった




「愁ー!帰るよぉ」



ガラガラと教室のドアが開いて入ってきた女の子



それはずっと私が遠くから見てた子だった



明るくて可愛くてサバサバしてる子



名前も知らないけど自然と目を引くような子



「おう、悪い。」




愁は片手を挙げて微笑む


以前私に向けられていた優しい笑顔で