私は結構嫉妬とかするほうで愁はモテるからそんなの日常茶飯事だった
でも、あの日見た光景だけは違った
「あの日、私が香奈と帰ってるときに愁が女の子と一緒に帰ってるのを見たって言ったじゃん」
そう、愁は私以外の女の子と一緒に帰っていた
しかも手を繋ぎながら
「....あっ、あれか。だから、あれは」
「お姉ちゃんだったんだね」
「うん、姉貴がふざけてて繋ぎやがってさ。まったく、高校生になのにはずいし」
失笑する愁
でも、私はあの日愁の話を最後まで聞いてあげられなかった
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…