左手、ありがとう。






皆、ビックリしていた。



私も...。





でも、さっき怒鳴った真田君も負けてなくて、



「あぁ!?黙れだと!桜木は森の味方なのか。」




そう言った。




いやいや、ありえないでしょ。




私の見方をする人なんていないよ。





「見方でも、敵でもない。とにかくうるさいから黙れ。」





だよね。



味方なんかいないもん。




わたしなんかに...。