「希龍くん、何て言ったの?」
「んー、内緒。」
気になる。
「おれ美波と一緒のチーム!」
「おれも!」
ギューっとくっついて離れてくれない。
どういう心境の変化なんだろう。
「俺が1人になっちゃうよ。」
「兄ちゃんは上手いからいいの!」
3人対1人なんて、そんな無茶苦茶な人数設定ダメでしょ。
なんて思ったけど、相手が希龍くんなら大丈夫かな、って思ったりして。
「負けた方が罰ゲームだぞ!」
「じゃあ負けられないなー」
優しく笑った希龍くんは、そんな風に言いながらもきっと、2人を楽しませてあげちゃうんだろうな。



