tender dragon Ⅲ


「ちょっ、待って待って!」

「言わないならやめない。」

半分倒れたあたしに跨がると、さっき着たばかりの制服を脱がそうとしてくる。

シャツのボタンを外す希龍くんの手を掴んで、ギュッと目をつむる。


「エロいね、この制服」

ちょっとちょっと。

そんなにニコニコしながら言うセリフじゃないからね、それ。

「希龍くんっ、ダメダメ…っ」

「言わないならやめないって言ったじゃん。俺は別に言わなくてもいいけど」

またニコッと笑う。

なんかもうほんと、王子様みたいに整った顔立ちだし笑顔爽やかなのに…

発言と行動がおかしいよ!


「あ、そうだ」

何か思いついたような希龍くんの笑顔が、悪戯っ子のようで怖い。

「意地でも言わないつもり?」