「ちょっ、待って待って!」
「言わないならやめない。」
半分倒れたあたしに跨がると、さっき着たばかりの制服を脱がそうとしてくる。
シャツのボタンを外す希龍くんの手を掴んで、ギュッと目をつむる。
「エロいね、この制服」
ちょっとちょっと。
そんなにニコニコしながら言うセリフじゃないからね、それ。
「希龍くんっ、ダメダメ…っ」
「言わないならやめないって言ったじゃん。俺は別に言わなくてもいいけど」
またニコッと笑う。
なんかもうほんと、王子様みたいに整った顔立ちだし笑顔爽やかなのに…
発言と行動がおかしいよ!
「あ、そうだ」
何か思いついたような希龍くんの笑顔が、悪戯っ子のようで怖い。
「意地でも言わないつもり?」



