「その服でバイトするのに俺に見られて緊張するってどうなの。」
横からジーッと見つめてくるもんだから、緊張して目も見れない。
ほんとだよ。これはバイトの制服なのに、希龍くんに見られただけでこんなに緊張してたらバイトどころじゃない。
「あ、そういえば何で急にバイトしようと思ったわけ?」
「えっ…」
思わず希龍くんを見ると、何で?って顔してる。言えるわけない。
だって希龍くんの誕生日プレゼントを買うためのバイトだし、そんなこと希龍くんには言えない。
しなくていいって言うに決まってるもん。
「ねぇ、何で?」
「…あの、えっと……」
「…俺に言えないこと?」
「いやっ、その……」
希龍くんはなかなか言わないあたしにどんどん迫ってきて、いつの間にかソファの端に。



