「希龍くんも大吉なんだね。」 「うん、美波と一緒。」 2人とも大吉なのもまた珍しい。 少しくらい春斗に分けてあげたいよ。 希龍くんは自分のじゃなくて、あたしのおみくじをジッと見つめる。 「どうしたの?」 「よかったね、美波。」 「何が?」 ニコッと笑った希龍くん。 あたしのおみくじを指差して言った。 「結婚も出産も心配することないって。」 「…え?」 「いつでもできるね。」 ……え?