直視出来ないとはいえ、やっぱり少しは気になるもので、チラッと見た時に目が合った。 「わっ…ごめん…!」 「何で謝ってんの?別に見てもいいよ」 クスッと笑って再びボタンに手をかけた。 鎖骨が綺麗で、肩幅だって広いし、男の子らしい体つきだった。 「…ダメ…見れない…っ」 希龍くんがシャツのボタンを3つくらい外したときだった。 ―ガチャ… なんて、玄関が開く音が聞こえた気がした。 『ただいまー!』 ドアの外から、元気な春斗の声が聞こえる。 それと同時に、室内に響く数人の足音。