呑みに行くってことは、少なくとも2時間は帰って来ないってこと。 長ければ夜中まで帰ってこない。 要するに、それまで2人きりってことだ。 「ピンチだね、美波。」 なんて笑った。 ほんとにピンチだよ。 「…っひゃ…!」 どうしようかな、なんて思ってたら、首筋に生暖かい感触。背筋がゾクリとした。 力が抜けるような、何とも言えない感覚。 ダメ。 心臓破裂しちゃう。 「美波可愛い。」 なんて言う希龍くんが色っぽすぎて困る。 シャツのボタンを1つずつ外していく姿なんて、直視出来るわけない。