tender dragon Ⅲ


いつだって余裕だ。

今も、危機感がないだなんて言いながら、いつもと同じように笑ってるし。


「何それ、いいってこと?」

ふっ、と笑って言った。

いいって?

なんて考えてると、ギシッとベッドが軋む音が響いて、あたしに影が覆い被さった。


「え?」

あ、これダメだなぁ。

心臓がキューッてなった。

「無防備すぎだよ。」

なんて笑って、軽くキスをする。


「俺だって余裕ないんだから。」