「ありがとう、葵」 葵は目に涙をためながら、 あたしを抱き締めてくれた。 葵のことも思い出したいな… いっぱい思い出したいな… 何であたしは記憶をなくしたのかな? どんな事故だったんだろう。 そんなことをボーッと考えていると すでに放課後になっていた。 「朱音、また明日ね…」 「うん、葵ばいばーい」 「朱音行くぞ?」 「うん!」 あたしと悠哉は手を繋いで大型のショッピングモールに向かった。 「いい天気ー♪」 「だなー」