早くみんなと仲良くなりたい。


出来れば記憶は、取り戻したい。


「朱音は大丈夫よ」


「何が?」


「不安でしょう、学校。
何かあったら柊也くんに助けてもらいなさい」



柊ちゃんがこれから

どれだけ苦しむかなんて

あたしは知らなかった。