*凜side*




「凜...ホントに、よかったの?」




杏が恐る恐るといった様子で聞いてきた。




「あのね...今日のお昼休みに...しゅん、が...うぅっ」




私は半べそをかきながら今日見てしまったことを話した。




杏は頭を優しくポンポンしながら話を聞いてくれた。




そのあと、駅で杏と別れた。




杏はホントに優しい。



杏と出会えてホントによかった。