「おい、凛。帰るぞ。」 新久 春が教室のドアに 寄っかかってこっちを見ている。 凛って…私ですか…? 「早くしろよ。凛。」 ってかなんで馴れ馴れしく 私のコト凛とか読んでるの! 「え!そういうことだったのかぁー! だから帰たそうにしてなかったのね! ごめんねっ、凛!今日は新久くんと楽しく帰って!」 気をつかってるのか、 からかってるのか… その前に!ダメ! 私杏と帰りたいのに! 「じゃあ、ばいばーい!」 杏は笑顔で去っていった。 なんでこうなるの…