よく見たら奇妙だ。 近くに明かりがなくてよく見えないけど、 「黒い……」 それは点々と続いてて、目で追うと終点は階段だった。 もう一度水溜まりに視線を戻す。 さっき見た階段から、ここのドアの前まで水溜まりは続いているが、他に液体らしきものは見当たらない。 まるで 足跡みたいで。