この作家さんはすごくイイ人だ。



泊めてくれるって言うし、銭湯も連れてってくれた。


さっきの返り血で服が汚れたから、それに気付いたのか何も言わずに着替えまで貸してくれた。



泊めてくれるって言われた時はビックリしたけど、正直助かった。



門限ギリギリアウトだったから困ってたんだよね。



この作家さんは中田 陽って言うんだって。


陽さんってすごいんだよ。



原稿なんて余裕で締切に間に合わせるし、しかもゆとりができても休んだりしないで次の締切の分まで書いちゃってるし!




しかも化け物を目の当たりにしても怯えた感じはしなかった。



いくら何でも肝が据わりすぎだろー。




カッコいいなこんちくしょう!