「デートねぇ…それで今日集めたの?」
『違うよ暇だからだよ…でも、今日そーいう話になって…』
結局あの後は雛先生の話になったけど。
純香の家で――――――
集まっていた。
「まだデートしてないの、友紀」
『おっ、遅いのかな?ダメなのかな?』
あたし人生初彼氏だし初デートだし、全然分かんないんだけど。
「今度すればー?クリスマスだしっ」
笑莉がそういう。
『やっぱクリスマスはチャンスなのかな?』
「天使が愛を運んでくる日…」
菜喜がボソッと言った。
『…菜喜、雛先生知ってるの!?好きなの!?』
「え!?あ、これ、友達が言ってたんだけど…」
『…あ、そーなの…』
「んまー、とりあえず!クリスマスはチャンスよ、友紀!デートに誘いなさい、デートに!」
純香がそう言って、この相談はまとめられた。