相談って、何だろう・・・。
亜由美の声は、なんとなく元気がなかった。
あたしは早々に昼食を済ますと、時間に間に合うように亜由美の家に向かった。
1時ちょっと過ぎに、亜由美の家に着いた。
インターホンを押して、名前を告げると、亜由美のお母さんが玄関を開けてくれた。
「由佳ちゃん、いらっしゃい。わざわざごめんなさいね。」
「いえ、大丈夫です。あの、亜由美さんの具合はいかがですか。」
「ちょっと微熱があって、吐き気がするらしいの。夏風邪かしらね。勉強頑張りすぎて、疲れてるのかもしれないわ。由佳ちゃんと話ししたら、気も晴れるんじゃないかしら。どうぞ、あがって。」
「失礼します。」