次の日…


近藤道場前にて…



結 「楓ぇ〜ここであってるの?なんかめちゃくちゃ大きい道場なんだけど…。」


楓 「多分…平太先輩に教えてもらった住所ではここなんだけど…。」


時 「とりあえず、声をかけてみましょうか。」




人見知りの楓に頼み込まれ、結局結子と時乃も平太の練習を見に来たのだった。

が、予定していた大学内の道場ではなく、急遽別の道場で練習する事になったと平太から連絡があり、今に至っている。




結・時・楓「「「すいませーん。」」」





平 「あっ!楓ちゃん達、こっちこっち。」


平太が道場内からひょいと顔を出し、笑顔で手招きをする。


平 「ちょっと、ここで待っててくれないかな?紹介したい人達がいるんだ。」


道場内に通された結子達を置いて、平太は何処かへ行ってしまった。