栞「なんでいつも..あーなるかなぁ?」


私は2人を見て、呆れながら言う。



流「今に始まったことじゃないだろ。」


流衣も隣で溜め息をつきながら言う。


流衣の言う通りだね。



…本当、仲がいいんだか悪いんだか。

相変わらずだよね。



ていうか、まだ何か言い合ってるし(苦笑。



栞「あっ、もうすぐHR始まるんじゃない?」


腕時計を見て、

思いついたように言うと、



由「えっ?ヤバッ。」


要「はっ?ヤベッ。」


と言って2人は走り出した。




えっ?ちょっと速い!!

置いていかないでよ!!


って言おうと思ってたけど、

もう遅く。



流「行っちまったな…。」


栞「う……うん。」



本当…

栞「似た者同士だよね(笑。」


流「ハハッ、だな。」



そう言って、

私たちも教室へ向かった。