栞「高校3年生の問題だったんだぁ。」



分からないわけだ。

見たこともない数式だったし。



栞「先生、なんでそんな問題出したんだろ?」



そんなこと思いながら

プリントをファイルに仕舞う。




私は時間割をし終えると

鞄から今朝の手紙の入った袋を取り

そのままベッドにダイブした。



………今日もたくさんあるな~。




私は袋から手紙を取り出すと

一枚一枚読んでいく。