栞「それで?明日のスケジュールは?」
私は運転している真絋に尋ねた。
真「あ?明日?明日は何もねぇよ。」
栞「えっ?ないの?」
真「ああ。」
事務所で、明日のスケジュールは車の中で話す、
って言うから、仕事あると思ってたのに。
仕事ない、って言うから
ビックリしちゃったじゃん。
真「ハハッ。でもまぁ、明後日は学校は休んでもらう。1
日中仕事あるから。」
栞「………ウソ。」
真「嘘じゃねぇよ。まぁ、頑張れや。」
ハードスケジュールだね。
体力もつかな?
忙しすぎて途中倒れちゃうかも。
真「まあ、そのために明日は仕事がねぇんだから、明
後日のためにちゃんと休んどけよ?」
栞「はーい。」
私は素直に返事をした。
