流「仕事、頑張れよ。」


栞「うん!流衣、あんまり無理しないでね。」


流「…あぁ。」



流衣は微笑むと、私の頭にポンッと手を置き

髪をクシャッと撫でた。



栞「わっ!ボサボサになっちゃうよ。」


私が言うと、


流衣はまた微笑み、

じゃあな、と言って行ってしまった。



栞「よしっ!今日も頑張るぞー。」


私は小さくガッツポーズをすると

事務所のなかに入っていった。