そんなくりこちゃんの思いを知らない王子様は、

「ツンデレラには二、三回会ったことあるけど、あんなかわいい子見たことねーなぁ。
かわいいツンデレラを助けられるなんて、ラッキーな俺。
あっ、でも、一人じゃムリだから、隣の国の王子とお供連れていこ!
それなら勝てるんじゃね?」

というように、ご機嫌なのでした。