この風とともに~想いが届く日~

そう思っていると、

平野は俺にキスをしてきやがった。



神崎とは違って長身な平野は

俺とあまり身長がかわらない。

「やめろ。」

俺は今までにないくらいの冷たい目で

平野を睨んでやった。