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私とお父さんは、リビングでいつものように、テーブルを挟んで朝ご飯を食べていた。
「お父さん、どう? 今日の玉子焼き、うまく焼けてるでしょう?」
箸で玉子焼きをつまんで、お父さんにホレホレと振って見せびらかした。
「おー、キレイな色してるなぁ。咲華も料理がうまくなったよな。前は殻入りの玉子焼きしか作れなかったのに……ぷっ。ハハッ」
「ちょっと笑いすぎー」
「悪い。ハハハッ」
お父さん……今日もカッコイイなぁ。お父さんよりカッコいい人って、この世にいるの? って感じ。
こんなこと言ってるから、学校で『ファザコン代表』って異名がついちゃってんだよねぇ、私。
まぁいいんだけど。ホントのことだし。
私とお父さんは、リビングでいつものように、テーブルを挟んで朝ご飯を食べていた。
「お父さん、どう? 今日の玉子焼き、うまく焼けてるでしょう?」
箸で玉子焼きをつまんで、お父さんにホレホレと振って見せびらかした。
「おー、キレイな色してるなぁ。咲華も料理がうまくなったよな。前は殻入りの玉子焼きしか作れなかったのに……ぷっ。ハハッ」
「ちょっと笑いすぎー」
「悪い。ハハハッ」
お父さん……今日もカッコイイなぁ。お父さんよりカッコいい人って、この世にいるの? って感じ。
こんなこと言ってるから、学校で『ファザコン代表』って異名がついちゃってんだよねぇ、私。
まぁいいんだけど。ホントのことだし。

