「今日も女子に人気ね~」

うっ…それ聞くたび傷つく…

「由美あの王子様の事好き何でしょう…」
うん…好きに決まってんじゃ…
え!?
「何で歩美が知ってるの!?」

また誰にも言ってないよ!
「何年親友やってると思ってんの?」

やっぱり歩美にはお見通しかぁ…

「ところでとこに惚れたの?」

ニヤニヤする歩美は私をならかってるようにしかみえない…
「言い方はきついげと…とても優しいとこ…」

何か照れるな…

「なるほど~」

キーンコーンカーンコーン
「あっ!じゃあ私戻れね!」

「由美頑張ってね!」
絶対ふざけてる…

歩美に応援されたものの…

喋れずにいつの間にか昼休みになってしまった…