ルーツ

「まあ、存在は知っていますけど
それがどうしたんですか?」



そう中村巡査が答えると佐野は大きくうなずいて
さらに話を続ける。



「そうですか、知ってますか。
それは良かった。



そのケータイ小説ってやつはね、



主に…というかほとんどすべて
恋愛ものなんですよ。