とにかく私は自分の持っている服の中から白いワンピースを着て長い髪を結びお母さんのとこへ行った

「お母さんどういうこと?」
「どういうことってなにが?」
「何が?じゃないよなんでお見合いすることになってんの?」
「雛子、8才上の恭お兄ちゃんのこと覚えてる?」
「うん、覚えてるよだって昔よく遊んでくれてたし」でも恭お兄ちゃんのお父さんの都合で引っ越したんだよなー
「その恭お兄ちゃんのお母さんと昔、雛子を妊娠してるときにお料理教室で仲良くなって産まれた赤ちゃんが女の子だったら結婚させましょって話をしたのよ」
「約束したじゃないよ!まず恭お兄ちゃん引っ越したじゃん!」
「それが最近帰って来たんですって」
「 えー!?私16才になったばっかだよ!ありえないって」
「これはもう決定事項だからね」
嫌だー(泣私は青春をもっと楽しみたいのにーーー