僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

「柊哉!?」


柊哉は一瞬、彩菜を睨みつけると、
何も言わずに駅へと歩き出した。


「ちょっと柊哉!」


彩菜はすぐに柊哉の後を追いかけた。


「ちょっと待ってよ柊哉!」


彩菜は必死に走って柊哉の肩に手を掛けた。


「柊哉! 待っ・・・」


「触るな!」


柊哉は彩菜の手を振り払った。


「柊哉・・・」


彩菜は振り払われた手を庇うように
もう片方の手で覆った。


振り払われた手が痛かったのか、
それとも柊哉の態度が悲しかったのか、
彩菜は悲しい、淋しげな表情を見せた。