僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

「信じられないって顔やね?
でも本当やで」


弥夜の怒りに満ちたあの目、
とても嘘を言ってるとは思えない、
けど彩菜がそんなことをするとも思えない。

いや、でも実際にそうなった人がいる、
この話は、ホンマなんか・・・?


そんな時、ふと思い出した。
彩菜が酔ってキスして来た場面を・・・


彩菜・・・


あの時の彩菜は無防備で、
自ら抱きついて来て、キスして来て、


『柊哉・・・』


そう言って俺の名を呼んだ彩菜の顔は・・・
誰にでもすがりそうな、
そんな魔性の笑顔だった・・・


俺の中で彩菜はどんどん悪い女へと変わって行く。

こんな時思い出さなくてもいい、
晃の言葉も頭に過り出す。


信じたいけど、信じれるところがない・・・