僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

そして彩菜は玄関先で柊哉を待っていた。


またこうやって柊哉を待つことがあるなんて思わなかったなぁ・・・


私は柊哉の元へ帰って来た。


たくさんの人に迷惑をかけて、
登さんを傷つけてしまった。
けどやっぱり、自分の気持ちに嘘をついてると
これからも誰かを傷つけてしまうから。


私はやっぱり柊哉が好きだから。


あの時、ホテルで彼女が言ってくれた言葉で私は目が覚めたんだ。
私は逃げていた、この先の未来から・・・
まわりを困らせたくない、みんなの期待に応えたい、
柊哉の未来を奪いたくな。
そう思って選んだ道だけど、結局は自分に自信がなかった。
いろんなものを背負う自信がなかったんだ。
自分が傷つくことから逃げてたんだ。


柊哉と別れたって言ったら、友達にも言われた。


『まぁ若くで結婚して、しまったなぁ~と思ったことはあるよ、
まわりの遊んでる友達が羨ましく思ったこともある。
でも後悔はしてないよ。 
結婚したから子供たちに出会えたんだもん。
ムカつくこともあるけどさ、
私にはやっぱり旦那しかいないんだよねぇ~
それに私、けっこう幸せだし。
だから彩菜、相手のことは気にしなくていいんじゃない?
彩菜といて幸せを決めるのは彼なんだから。
あなたがそれを断ち切っちゃダメ』


その友達の言葉が私の背中を押してくれた。


それで私はまた、柊哉の前に立っている・・・