僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

「たっく、なんやねん・・・」


戦意をまったく失ってしまった弥夜に、
宣弘もしらけたのか、怒らせていた肩をガクッと落とした。


「んっ!? ってか、おい!
もうこんな時間や、遅刻するぞ!」


こんなやり取りをしてるうちに 
いつの間にか学校が始める時間になっていた。


「えっ!? マジで?」


「やばっ!!」


宣弘は我先にと、学校に向かって走り出す。


「柊哉、急ぐぞ!」


「お、おう!!」


男たちが動く中、弥夜だけがかたまったまま突っ立っていた。


「おい、弥夜! 何してるねん!?
早く行くぞ!」


柊哉はボーっと突っ立っている弥夜の腕を引っ張った。


「えっ!? あ、ああ・・・」


「ほら、ボーっとするな!」


「うん・・・」


そしてそのまま弥夜の腕を引っ張りながら、学校へと急いだ。