僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

彩菜、彩菜・・・ 
行かんといてくれ・・・

頼む・・・彩菜・・・


昔からそうだった、彩菜は、

『行かんといて!』
『もっと一緒に遊んで!』

そう言って駄々をこねれば、
いつだって俺のそばにいてくれた。


いつだって俺の言うことを聞いてくれた。

やさしい笑顔で俺の髪を撫でながら、
ぎゅっと抱きしめてくれた。

彩菜はずっと俺のそばにいてくれたんだ。


『柊哉は甘えん坊だね~?』


そう、俺は彩菜がいないとダメなんだ。


だから今だって、これからだって、
俺がそばにいてほしいと言えば、駄々をこねれば、
彩菜はきっと、そばにいてくれる。


きっと俺のそばに・・・

彩菜!


柊哉は彩菜のいるホテルへと全力で走った。