僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

「おまえらホンマに仲ええなぁ~?
付き合ったら?」


ケンカする二人を見て晃が笑いながらそう言った。


「は!? なんでこんな奴と!」


「あんたが言うな!」


犬猿の仲というのだろうか、
二人は顔を合わすたびケンカしている。


「おまえみたいな男女と誰が付き合うか!」


「あんたみたいな女々しい奴と誰が付き合うか!」


言い合う二人をほったらかしにして、
晃が先にカラオケに向かって歩いていると、
「んっ? あれって彩菜さんとちゃうか?」
彩菜の姿を見つけた。


「彩菜!?」


「えっ!? どこ?」


晃が指差す方向を見てみると、
彩菜は30代半ばくらいの男性とカフェの前で立っていた。