僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

放課後、俺は担任の先生の元へと相談に行った。


「竹内先生!」


「んっ? おう都築。どうした?」


「ちょっといいですか?」


「ああ、ええぞ」


先生はどこかに行く途中だったんだろう、
右手に何冊かのバインダーを持っていたのに、
俺のために足を止めてくれた。


「何か用事があったんじゃ・・・?」


「ああ大丈夫や。で、どうした?」


竹内先生は生徒たちの話を
熱心に聞いてくれるすごくやさしい先生で、
生徒からも信頼が厚い先生の一人だ。


「進路のことでちょっと相談が・・・」


「ああ、そうか・・・わかった。
じゃあ、ちょっとだけ待っててくれるか?
これだけ片付けてくるから」


そういうと先生は数冊の黒いバインダーを俺に見せた。


「はい、わかりました」


進路のことで話が長くなると思ったのか、
「先に用事を済ませてくるから。」と言って、
進路指導室の鍵を開け、ここで待つようにと言ってから、
早歩きでどこかへ行ってしまった。