僕が恋した、13歳年上のお姉さん  

「ああ、遅くなったなぁ~
宣弘の奴、牛丼二杯も食いやがって!
これから金いるっていうのに・・・」


柊哉はそうボヤキながら家路を急いだ。


「ただいま」


「おかえり。柊哉、ちょっと来なさい」


玄関まで出迎えに来た母親が、
帰るなり柊哉をリビングに呼びつけた。


「何? 飯はいらんって電話したやろ?」


柊哉はそう母親に言いながらリビングに向かうと、
テレビも付けずに腕組みをしたままソファーに親父が座っていた。


「柊哉、そこに座れ」


「何? どうしたん?」


柊哉は言われるがままに椅子に座った。


「おまえ、バイトするってホンマか?」


えっ!?

なんでそのこと知っとんや?
まだ晃と宣弘しか知らんのに。