「私の家で勉強しよう?」


「はぁ!? 何でやねん?」


「ええやん、その方が邪魔が入らんし、
集中できるやん」


「邪魔?」


柊哉は「なんの?」という感じで首を傾げた。


「ええから、ええから。
私、チーズケーキ作ったし」


「チーズケーキ!?」


「うん。 柊哉、チーズケーキ好きやろ?」


「お、おう・・・」


「なっ? だから」


「チーズケーキねぇ・・・」


チーズケーキは柊哉の大好物。