これでいいんだ。
私にとってこれが普通の流れで、
柊哉にとってもあの子といるのが普通の流れなんだ。


高校生同士、すごくお似合いな二人、
私なんかが割り込む隙間なんてない。

年が離れ過ぎている。


これが普通なんだ、これでいいんだ・・・


大好きな柊哉に抱かれたあの夜・・・
それだけで私はもう十分幸せ。

一生分の愛をもらえた感じだよ。


柊哉、ありがとう・・・


私、彼と・・・登さんと結婚するね。


彩菜は登のやさしさに触れ、
柊哉のことに踏ん切りを付けた。



そして彩菜は結婚を決意した。