あれから数日が経った。
柊哉とは顔を合わせていない。


けど、柊哉の姿は度々目にした。
あの女の子と二人で歩く柊哉を・・・


まるで柊哉にしたことへの罰を与えられてるかのように、
二人でいるところに遭遇し、見せつけられた。


もう嫌・・・


私は気がおかしくなりそうだった。


このままだと本当に私は・・・


「彩菜さん? 彩菜さん?」


「えっ!?」


「大丈夫?」


「あっ、はい・・・」


登さんと会っていてもこんな状態。

申し訳ないと思っていても、
こうなってしまう・・・


ごめんなさい・・・