「なんて送った?」


「『もうすぐ誕生日だね!誕プレあげてもいいかな…?』」


「返信来た?」


「ううん、まだ。来たら教えるよ。それよりさ、歌おうよ!」



私たちは本来の目的を失っていた。



「あぁそうだよ!何歌うー?」



お互い好きなジャニーズの曲とか女性ボーカルの曲を入れた。


あっという間に楽しい時間は過ぎた。



「はー楽しかった!」


「よーし帰ろー。あ!」


「何?」


「優志からメール来てた」



何々?何て来た?と愛音は興味津々にケータイの画面を覗きこんだ。