星の欠片の金平糖

一つ私にくれたなら

望むがままに歌いましょう



愛おしい人

約束の歌


世界は青色

この青は空の青か 海の青か


そんなことを考えていたのはいつのことでしょう

その問いに答えなどないことを知って 考えるのはやめました


私は魚

bleu de jardineの深い深い海の底を住み処とする魚


誰にも会わない 誰にも存在を知られない孤独を生きるもの


けれど私はそれでいい

そうでなければいけないのです


私は愛おしい人に歌を囁く

それだけでいいのです



bleu de jardineは愛おしい人と私が作り出した世界


幻想に夢を見て 抱く憧れを形にし 私がそれを食べて歌を紡ぐ



星によく似た金平糖



口に含んで歌えば 音色は色づき溢れ出す

そして世界は彩りを増し 奇跡を描く


人が夢を見るほどにbleu de jardineは輝きを増すのです


そうして夢を紡ぎ 夢を与えるのが私と愛おしい人の理由


そう 愛おしい人 貴女がそれを知らなくても