6月。
下の世界は雨の季節。

降り続ける雨は全てを閉じ込める檻のようで。

私がいた鳥籠の格子とよく似ている。



気が遠くなるほどの月日、
私は孤独なまま
『いつか』の期待を湛えてあなたを待っていた。



あなたは私の青空。


ようやく会えた


私の7月。