【短】幼なじみに恋をした




「じゅ…純くん、離してっ!!こんなことしたら、好きな人に悪いでしょ!!」



自分で言った言葉に傷付いて、我慢してた涙が一気に溢れ出す。



「あのさ、かりん。

俺の気持ちも少しは分かってよ」



純くんはさらにきつくわたしを抱きしめる。



「好きな人にさ、応援するって言われて辛いんだけど」



「えっ…?」



純くんの言葉に頭が回らない。