【短】幼なじみに恋をした




「純くん、ごめん。わたし先学校行くね!」



最後にニコッと笑って、わたしは純くんに背を向ける。



「ちょっと、待って!」



そう言った純くんはわたしの腕を掴み、わたしをギュッと抱きしめる。



またしても、突然の出来事に思考回路がストップする。