【短】幼なじみに恋をした




純くんの言葉にガシャリと音を立てて、何かが崩れていくのを感じた。



「そっかぁ…!その人と上手くいくといいね♪

あっ、わたし応援するよ!!」



こんなこと一ミリも思ってないのに、今は強がってないと涙が零れてきそうで。



だから、これはわたしの精一杯の強がり。



好きでいるのを諦められそうにもないけど、せめて幼なじみにだけはいさせて…?