「俺は日本のトップに君臨する
宮川財閥の一人息子。
そんな俺が普通の格好で生活していたらどうなる?」

「人気物になる。」

即答する真司。

「お前はそれしか考えてねーのかよ‼」

俺は呆れながら真司につっこむ。

「全く…君たちは勘が鈍いね。
暗殺だよ、暗殺。
俺の命を狙ってるやつは山ほどいる。
だから俺は普通の格好で生活できないの。わかった?」

「暗殺って…現実にあんだな…」

「で、でも!
昨日は普通の格好で外歩いてたじゃん」

「あぁー。
昨日はパーティだったからな。
後ろにはボディーガード居たし。」

まぢかよ!
近くにボディーガードいるのに
俺たちは話しかけたのか…
捕まらなくて良かった…。